高松市

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高松市
高松市旗 高松市章
高松市旗 高松市章
1894年4月27日制定)
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 香川県
市町村コード 37201-3
法人番号 1000020372013 ウィキデータを編集
面積 375.54km2
総人口 410,574[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 1,093人/km2
隣接自治体 坂出市さぬき市木田郡三木町綾歌郡綾川町仲多度郡まんのう町
徳島県美馬市
岡山県玉野市
(海をはさんで隣接)香川郡直島町小豆郡土庄町小豆島町
市の木 黒松
市の花 ツツジ
高松市役所
市長 大西秀人
所在地 760-8571
香川県高松市番町一丁目8番15号
北緯34度20分34秒 東経134度02分48秒 / 北緯34.34281度 東経134.04661度 / 34.34281; 134.04661座標: 北緯34度20分34秒 東経134度02分48秒 / 北緯34.34281度 東経134.04661度 / 34.34281; 134.04661
高松市役所
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

高松市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

高松市(たかまつし)は、香川県の中部に位置する。香川県の県庁所在地および最大の都市であり、中核市に指定されている。

香川郡木田郡三木郡山田郡)・綾歌郡阿野郡)で、1890年2月15日の市制当時の区域は旧香川郡の一部から構成された。高松都市圏の中心都市。四国地方において愛媛県松山市に次いで2番目の人口規模を誇る。

概要[編集]

瀬戸内海に面する港町で、かつて国鉄宇高連絡船が就航していたこともあり、四国の玄関口である。1988年瀬戸大橋が開通したことにより、岡山駅 - 高松駅間は、快速マリンライナーで約1時間程度でアクセスが可能である。また、高松駅からは四国内の各都市を結ぶ特急列車が発着している。四国を統轄する国の出先機関のほとんどや、多くの全国的規模の企業の四国支社や支店、また四国電力JR四国といった、四国を代表するような企業の本社などが置かれ、四国の政治経済における中心拠点である(中国・四国地方として広島市岡山市に地域支社が置かれることも多い)。

現在、高松市の人口は平成の大合併などを経て42万人を擁し、さらに高松市を中心とする高松都市圏の人口においては約84万人(2005年国勢調査基準)と、香川県の人口100万人の過半数に達する四国最大の都市圏を形成している。都市圏人口では、愛媛県松山市の松山都市圏を上回る。

江戸時代には御連枝高松松平家水戸徳川家の分家)が治める高松藩城下町として盛え、高松城天守がこの街の象徴であったが明治時代に破却され、現在では2004年に完成した高松シンボルタワーが、それに替わる新しいランドマークとしての機能を果たしている。

また、中心商店街である丸亀町商店街では大規模な再開発が行われており、活気溢れる商店街として多くのメディアで紹介されている。

そして香川県の人口重心は「高松市国分寺町福家」[1]と、高松市中心部からみて南西の市内にあり、県の地理的中心でもある。

地理[編集]

屋島
屋島から見た高松港周辺

高松市は讃岐平野の一部である高松平野に位置し、全体的に緩やかな勾配で占められている。また北側は瀬戸内海に面し、高松港および高松新港(通称新湊)を中心に半円状の市街地を形成している。

市域の西部は香東川の土砂が堆積して出来た扇状地から成っている。東部は春日川や新川によってできた氾濫平野で、その河口部は三角州からなる海岸平野である。北東部には、瀬戸内海に突き出た卓状の台地で、治承・寿永の乱(源平合戦)である屋島や、四国本島最北端の竹居岬庵治町にある。市の北西部は丘陵となっている。日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の中心に位置しており、その瀬戸内海には島嶼が点在する。

市内の難読地名としては中間町(なかつま)、亀水町(たるみ)、小村町(おもれ)、浦生(うろ)、弓弦羽(ゆずりは)などがある。

市街地[編集]

高松市は港町として発達してきた特性上、北側に市街地が直接海に面し、また南西方向は峰山と呼ばれる石清尾山塊にも接しているため、実質都市の展開は100度程度に限られる。そのため、360度の展開が可能な他の都市に比べマンションなどの林立が顕著で中心部や近隣住宅街の人口密度が高い。

広袤(こうぼう)[編集]

節内の全座標を示した地図 - OSM
節内の全座標を出力 - KML
高松市中心部周辺の空中写真。
2007年8月17日撮影の40枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

国土地理院地理情報によると高松市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは23.60km、南北の長さは35.84kmである。南端を除く3方位の端は全て島嶼部に位置している。また、2010年国勢調査基準による人口の重心は伏石町845番地付近にある。

  北端
北緯34度26分3秒 東経134度3分38秒 / 北緯34.43417度 東経134.06056度 / 34.43417; 134.06056 (高松市最北端)
人口重心
北緯34度18分43.98秒 東経134度3分5.49秒 / 北緯34.3122167度 東経134.0515250度 / 34.3122167; 134.0515250 (高松市人口重心)
西端
北緯34度25分7秒 東経133度55分11秒 / 北緯34.41861度 東経133.91972度 / 34.41861; 133.91972 (高松市最西端)
中心点
北緯34度16分21.5秒 東経134度2分53秒 / 北緯34.272639度 東経134.04806度 / 34.272639; 134.04806 (高松市中心点)
東端
北緯34度23分29秒 東経134度10分35秒 / 北緯34.39139度 東経134.17639度 / 34.39139; 134.17639 (高松市最東端)
 
南端
北緯34度6分40秒 東経134度3分41秒 / 北緯34.11111度 東経134.06139度 / 34.11111; 134.06139 (高松市最南端)
 

気候[編集]

瀬戸内型気候区に属し、降水量は少なく、日照時間は長いため、年間を通じて温暖な気候である。

からにかけて、中国大陸から流入する黄砂がよく観測される。冬は小雨小雪みぞれ)の降る日もあり、すっきりとした快晴雲量1.5未満)になる日は意外と少ないものの、冬の晴天日数そのものは多い。積雪も一冬に1-2回程度は起こるが、関東地方に比べると南岸低気圧による大雪は少ない。また、は瀬戸内海沿岸特有の「」や讃岐山脈越えのフェーン現象などの影響で、しばしば猛暑日[注釈 1]熱帯夜[注釈 2]になることがある。

日照時間が長いことが塩の生産・発展に役立ち、「塩田王国香川」と言われた。しかし、少雨の傾向は夏場に多く水不足をもたらし、大雨になると河川が氾濫し、洪水をもたらした。

降水量が少なく、雨が降ったとしても大きな川が無いため、すぐに海へと流れ出てしまうため、数十年単位で大渇水に見舞われる。渇水とまでは至らないが、香川県の水源である高知県早明浦ダムが底を突き、香川県内で取水制限が実施されることは毎年のように起こり、珍しいことではない。しかしそれでも、1974年昭和49年)に香川用水が通水し、徳島県吉野川を経由した高知県の早明浦ダムの水が供給されるようになったため、顕著な旱害は少なくなった。

市街地が直接海に面していることにより、台風が四国付近を通過したときには度々市街地でも高潮の被害が発生する。2004年平成16年)8月31日未明に襲来した台風16号は、通過した時間帯と大潮の満潮が重なったため、地域によっては最大2m近くの高潮が襲来した。その日一日、都市機能が麻痺した。

また、旱魃にも多く見舞われてきたため、歴史的に非常に多くのため池が造られ、市内の至る所で大小様々なため池が見られる。

  • 気温 - 最高38.6℃(2013年〈平成25年〉8月11日、最低-7.7℃(1945年〈昭和20年〉1月28日
  • 最大降水量 - 210.5ミリ(2004年〈平成16年〉10月20日
  • 最大瞬間風速 - 39.5メートル(1965年〈昭和40年〉9月10日
  • 夏日最多日数 - 155日(2019年令和元年〉)
  • 真夏日最多日数 - 90日(2022年〈令和4年〉)
  • 猛暑日最多日数 - 29日(2013年〈平成25年〉)
  • 熱帯夜最多日数 - 56日(2010年〈平成22年〉)
  • 冬日最多日数 - 67日(1943年〈昭和18年〉)


高松地方気象台(高松市伏石町、標高9m)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 18.9
(66)
24.0
(75.2)
25.5
(77.9)
30.9
(87.6)
32.6
(90.7)
36.5
(97.7)
38.2
(100.8)
38.6
(101.5)
37.6
(99.7)
34.0
(93.2)
26.9
(80.4)
21.2
(70.2)
38.6
(101.5)
平均最高気温 °C°F 9.7
(49.5)
10.5
(50.9)
14.1
(57.4)
19.8
(67.6)
24.8
(76.6)
27.5
(81.5)
31.7
(89.1)
33.0
(91.4)
28.8
(83.8)
23.2
(73.8)
17.5
(63.5)
12.1
(53.8)
21.1
(70)
日平均気温 °C°F 5.9
(42.6)
6.3
(43.3)
9.4
(48.9)
14.7
(58.5)
19.8
(67.6)
23.3
(73.9)
27.5
(81.5)
28.6
(83.5)
24.7
(76.5)
19.0
(66.2)
13.2
(55.8)
8.1
(46.6)
16.7
(62.1)
平均最低気温 °C°F 2.1
(35.8)
2.2
(36)
5.0
(41)
9.9
(49.8)
15.1
(59.2)
19.8
(67.6)
24.1
(75.4)
25.1
(77.2)
21.2
(70.2)
15.1
(59.2)
9.1
(48.4)
4.3
(39.7)
12.8
(55)
最低気温記録 °C°F −7.7
(18.1)
−6.0
(21.2)
−4.4
(24.1)
−2.4
(27.7)
2.8
(37)
7.5
(45.5)
15.3
(59.5)
15.8
(60.4)
9.4
(48.9)
2.0
(35.6)
−1.8
(28.8)
−5.3
(22.5)
−7.7
(18.1)
降水量 mm (inch) 39.4
(1.551)
45.8
(1.803)
81.4
(3.205)
74.6
(2.937)
100.9
(3.972)
153.1
(6.028)
159.8
(6.291)
106.0
(4.173)
167.4
(6.591)
120.1
(4.728)
55.0
(2.165)
46.7
(1.839)
1,150.1
(45.28)
降雪量 cm (inch) 0
(0)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
平均降水日数 (≥0.5 mm) 7.5 8.0 10.8 10.1 9.4 11.5 10.5 7.9 10.5 9.3 7.8 7.9 111.3
平均降雪日数 4.7 4.6 1.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.4 12.8
湿度 63 63 62 62 64 72 73 70 72 70 69 66 67
平均月間日照時間 141.4 143.8 175.0 194.5 210.1 158.2 191.8 221.2 159.6 164.6 145.5 142.7 2,046.5
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1941年-現在)[2][3]


人口[編集]

2015年の国勢調査で高松市は、四国地方の市のなかで唯一人口が増加した都市となった[4]。四国地方で二番目に人口が多い。

  • 総人口
  • 世帯数: 19万0618世帯(推計人口、2021年3月1日現在)
  • 人口密度:1111.2人/km²(推計人口、2021年3月1日現在)
  • 平均年齢:45.08歳(2010年国勢調査)
  • 人口集中地区人口:21万7410人
  • 人口集中地区の人口が総人口に占める割合:52.2%
  • 総面積:375.41km²
  • 人口集中地区の面積:40.81km²
  • 人口集中地区の面積が総面積に占める割合:10.9%
  • 人口集中地区の人口密度:5327.4人/km²
  • 可住地面積:232.83km²
  • 可住地面積において人口集中地区が占める割合:17.5%
高松市地区・地域別人口・面積(2010年)
地域名 総数
(人)

(人)

(人)
世帯数
(人)
平均世帯
人員(人)
平均年齢
(歳)
面積
(km2
人口密度
(人/km2
本庁 76,415 37,391 39,024 38,946 1.96 50.62 11.3 6,762.39
鶴尾 13,088 6,590 6,498 6,518 2.01 49.82 8.79 1,488.96
太田 36,100 17,622 18,478 15,433 2.34 40.84 6.02 5,996.68
木太 31,227 15,259 15,968 13,235 2.36 41.64 5.82 5,365.46
古高松 20,993 10,102 10,891 8,352 2.51 45.60 12.83 1,636.24
屋島 20,612 9,998 10,614 8,577 2.40 43.84 10.44 1,974.33
前田 4,639 2,196 2,443 1,788 2.59 49.18 6.11 759.25
川添 9,283 4,424 4,859 3,981 2.33 46.83 4.51 2,058.31
10,182 5,125 5,057 4,305 2.37 40.86 5.80 1,755.52
三谷 3,971 1,942 2,029 1,321 3.01 47.00 8.64 459.61
多肥 11,917 5,830 6,087 4,496 2.65 42.07 4.04 2,949.75
仏生山 7,874 3,852 4,022 3,263 2.41 47.38 2.79 2,822.22
一宮 15,148 7,153 7,995 6,156 2.46 46.40 6.90 2,195.36
川岡 4,489 2,135 2,354 1,505 2.98 48.51 5.52 813.22
円座 9,950 4,763 5,187 3,703 2.69 42.05 5.01 1,986.03
檀紙 7,239 3,488 3,751 2,567 2.82 44.41 7.64 947.51
弦打 10,669 5,275 5,394 4,365 2.44 45.08 7.05 1,513.33
鬼無 5,978 2,879 3,099 2,218 2.70 46.81 6.98 856.45
香西 10,623 5,137 5,486 4,371 2.43 45.85 4.34 2,447.70
下笠居 5,977 2,862 3,115 2,157 2.77 47.91 18.92 315.91
女木 174 75 99 100 1.74 67.41 2.73 63.74
男木 162 72 90 96 1.69 69.69 1.34 120.90
山田 22,329 10,720 11,609 8,033 2.78 47.15 40.86 546.48
塩江 3,074 1,445 1,629 1,118 2.75 56.97 80.10 38.38
牟礼 28,576 13,552 15,024 10,777 2.65 46.75 16.48 1,733.98
庵治 5,640 2,680 2,960 1,970 2.86 51.31 15.83 356.29
香川 32,454 15,629 16,825 11,763 2.76 49.22 27.33 1,187.49
香南 7,748 3,743 4,005 2,621 2.96 48.00 14.72 526.36
国分寺 23,961 11,430 12,531 8,566 2.80 43.49 26.25 912.80
総数 419,429 203,312 216,117 174,278 2.41 45.08 375.09 1,118.21

年齢別分布および人口推移[編集]

香川県全体や他の地方都市が人口減少問題に直面する中、反して高松市の人口は四国内からの転入超過を基盤として年々増加している[5]。ただし、その増加要因は近年変化している。これまでの人口動態は、社会動態が減少していても、自然動態の増加がそれを上回っていたため、人口増加となっていた。つまり、人口は市外へある程度流出(転出超過)していたが、それでも出生数が多いためそれをカバーすることによって人口が増加していた。しかし、2008年にその社会動態が減少から増加に転じたこと、つまり人口の流出が止まって、今度は逆に流入し始めた(転入超過)ことにより、社会・自然動態が共に増加を始めた。その後少子高齢化によって自然動態は2011年から減少に転じたが、それも社会動態を上回る減少量ではなく、人口増加は止まっていない[5]

そのため、2008年以降における高松市の人口増加は他地域から人口が集まってくることによって成立している。その人口の流入元は他の香川県内全自治体および、四国地方の3県全てであり、高松市が四国地方において人口移動の集中点になっている。県外の転出入に関して2006年から2011年までの5年間の平均では、流入は徳島県高知県愛媛県の順に多く、逆に流出は最大の大阪府を筆頭に首都圏京阪神山陽地方となっている[5]

高松市の年齢別人口構成比は、0歳 - 8歳、28歳 - 37歳、56歳 - 58歳の3世代で全国平均を上回り、逆に19歳 - 24歳では全国平均を大幅に下回っている。若年層の多くが県外に流出している背景としては、香川県ではこの世代の50.2%が大学・大学院へ進学している[6]にもかかわらず、県内の大学(もしくは実家から通える県外の大学)が非常に少ないことが挙げられる。香川県の人口当たりの大学生数は全国ワースト10位、中国四国地方では島根県と並んで最低である[7]

高松市と全国の年齢別人口分布(2005年) 高松市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 高松市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

高松市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


住所表記[編集]

市域における「町」の規則性[編集]

高松市では市内に設定されている町名には以下のような規則性がある。

町名のほぼすべてに「町」が付く
高松市では市内に設定されている町名のほぼすべてに「」が付く。平成の大合併により市域が広がった2006年以降の町丁は182町であるが、そのうち「町」が一切付かないのは観光通一丁目〜二丁目、天神前サンポート丸の内の5町のみで、いずれも中心市街地たる本庁地区に位置する。
マチと読むのは都心部、チョウは郊外部
「町」の読み方であるが、こちらもマチが都心部および郊外部町名の接尾辞、チョウが都心周縁部および郊外部にある程度固まっている。まず、マチは都心部、とりわけ旧城下町時代由来の町名に多く見られる。例:丸亀町まるがめマチ瓦町かわらマチなど。そして、チョウは基本的に郊外部および中心市街地のうち旧高松城下(都心部)ではない地域に多く見られる。例:福岡町ふくおかチョウ木太町きたチョウ
概して郊外部におけるチョウは、都心部におけるマチと比較して面積が広い。それは、このチョウの多くが大正時代以降に高松市に編入された旧町村の大字に由来し、この大字というのが明治時代以前の自然村、つまり一つの村に相当する範囲を指す存在だったためである。
ただし、中心市街地に位置する町名の中には、大正時代以降に付けられた瑞祥地名や埋め立て地を中心に、都心部ではなくてもマチと読む例外が多い。例:朝日町あさひマチ扇町おうぎマチ新北町しんきたマチ
他にも郊外部に位置する町でも、地名の後に東西南北や上下を付けて区分する場合にはマチと読む。例:屋島東町やしまひがしマチ太田下町おおたしもマチなど。
以上の例外に当てはまらない場合でも郊外部においてマチと読む特殊なパターンが、栗林地区における桜町や鶴尾地区における室町、室新町、東・西ハゼ町、紙町である。
平成以降の市域には「町」の後ろにさらに地名が付く
平成の大合併で編入された地域にはそれまでの編入パターンとは異なる町名が設定された。編入された自治体名を○○町とし、その後ろに自治体内にあった大字を付している。例:香川町川東上かがわチョウかわひがしかみ塩江町安原上東しおのえチョウやすはらかみひがしなど。ただし、庵治町では大字が存在しなかったため、町名の後には何も付かない。また、昭和時代に編入された鬼無町も町名の後にさらに地名が付くが、こちらは大字が存在せずその後町名変更によりかつての小字を町名として付している。これらの地域では概して住所表記が長くなる傾向にある。

住居表示[編集]

高松市における住居表示は1964年から中心部(本庁地区)のみで順次実施された。ただし、本庁地区でも以下の地域については住居表示が行われていない[8]

塩屋町、築地町、塩上町(後述)、八坂町、福田町、常磐町一丁目、常磐町二丁目、瓦町一丁目、瓦町二丁目、古馬場町、御坊町、今新町、大工町、百間町、片原町、東浜町一丁目、通町、井口町、末広町、松島町(後述)、観光通一丁目、田町、東田町、藤塚町(後述)、旅篭町、中新町、兵庫町、古新町、磨屋町、紺屋町、鍛冶屋町、丸亀町、南新町、亀井町、峰山町

本庁地区の中でも都心部にあたる部分がドーナツ状に住居表示未実施地域となっている。この地域の多くは「住居表示に関する法律」施行以前の1958年に町名地番整備が行われた地域で、一本の道路を挟んで両側が同じ町に属する、いわゆる「両側町」の区域である。この両側町のシステムは城下町時代の町割りに由来し、町名の歴史的意義を残す形になっている。こうした両側町は必ずしも道路を町界としていないことから、名古屋市などのように住居表示の実施によって城下町由来の町名町界を全廃して、丸の内などの広く大きな町丁名で一くくりにする方式もある[9]

高松市の中心市街地では、下表のように、同一地名で住居表示実施済み地区と未実施地区が並存している例がある。

住居表示実施済み地区 住居表示未実施地区
塩上町1〜3丁目 塩上町
藤塚町1〜3丁目 藤塚町
松島町1〜3丁目 松島町
観光通2丁目 観光通1丁目

塩上町1〜3丁目、藤塚町1〜3丁目、松島町1〜3丁目は1958年〜1964年の町名地番整備および住居表示実施により成立した町名である。一方、「丁目」のない塩上町、藤塚町、松島町は、1921年(大正10年)以来の町名で、町名地番整備・住居表示実施時に対象外となった、旧町の残余である。

沿革[編集]

高松城艮櫓
高松市章
天正から江戸時代まで
明治維新から第二次大戦まで
第二次大戦後
高松市への編入によって消滅した町村
編入年月日 編入町村 人口 面積 首長 編入によって新たに高松市に出来た町
1890年2月15日 市制施行 42,883 2.85
1914年5月1日 香川郡宮脇村 3,750 2.72 不明 宮脇町、西浜新町
1921年1月1日 香川郡東浜村 7,085 2.27 久本良八 鹽上町、福岡町、松嶋町、花園町
1921年11月1日 香川郡栗林村 7,574 1.94 井上正義 栗林町、櫻町、楠上町、花ノ宮町、藤塚町、上之町、中野町
1940年2月11日 木田郡木太村 3,371 5.81 葛西作太郎 木太町
木田郡古高松村 4,888 12.83 上枝英雄 高松町、春日町、新田町甲、新田町乙
木田郡屋島町 5,508 10.41 森田惣吉 屋島東町、屋島中町、屋島西町
香川郡鷺田村 7,472 6.16 内井市太郎 峰山町、室町、室新町、東ハゼ町、西ハゼ町、紙町、松竝町、西春日町、勅使町、田村町、上天神町、三條町
香川郡太田村 4,745 6.02 加藤甚助 観光町、上福岡町、松繩町、伏石町、太田下町、太田上町、今里町
1956年9月30日 木田郡前田村 4,004 6.00 木村文土 前田西町、前田東町、亀田町
木田郡川添村 3,899 4.49 新田義雄 元山町、東山崎町、下田井町
木田郡林村 3,652 5.58 宮井政雄 林町、六条町、上林町
木田郡三谷村 3,238 8.53 河野平一 三谷町
香川郡多肥村 3,238 3.96 福田専一 多肥下町、多肥上町、出作町
香川郡仏生山町 5,738 2.95 松下新太郎 仏生山町甲、仏生山町乙
香川郡一宮村 5,891 7.51 中西信男 一宮町、三名町、鹿角町、成合町、寺井町
香川郡川岡村 3,775 5.40 堀川忠一郎 川部町、岡本町
香川郡円座村 4,549 5.00 高木藤太郎 円座町、西山崎町
香川郡檀紙村 5,512 7.74 田山数一 檀紙町、御廐町、中間町
香川郡弦打村 4,550 6.99 梶 清 郷東町、鶴市町、飯田町
香川郡上笠居村 4,889 6.83 神高恒雄 鬼無町藤井、鬼無町是竹、鬼無町佐料、鬼無町佐藤、鬼無町山口、鬼無町鬼無
香川郡香西町 6,568 3.99 本田忠雄 香西本町、香西東町、香西南町、香西西町、香西北町
香川郡下笠居村 6,568 18.74 高橋 豊 神在川窪町、植松町、中山町、生島町、亀水町
香川郡雌雄島村 2,026 3.93 藤本真照 女木町、男木町
1966年7月1日 木田郡山田町 14,272 40.86 赤松 彰 川島本町、川島東町、由良町、小村町、亀田南町、十川西町、十川東町、池田町、東植田町、西植田町、菅沢町
2005年9月26日 香川郡塩江町 3,640 80.10 中井 弘 塩江町安原下第1号、塩江町安原下第2号、塩江町安原下第3号、塩江町上西甲、塩江町上西乙、塩江町安原上、塩江町安原上東
2006年1月10日 木田郡牟礼町 18,208 16.48 高木英一 牟礼町牟礼、牟礼町大町、牟礼町原
木田郡庵治町 6,259 15.83 梶川正孝 庵治町
香川郡香川町 24,385 27.33 岡 弘司 香川町大野、香川町寺井、香川町浅野、香川町川内原、香川町川東上、香川町川東下、香川町東谷、香川町安原下第1号、香川町安原下第3号
香川郡香南町 7,914 14.72 辻 正雄 香南町岡、香南町由佐、香南町西庄、香南町池内、香南町横井、香南町吉光
綾歌郡国分寺町 24,250 26.25 福井則史 国分寺町新居、国分寺町国分、国分寺町福家、国分寺町福家甲、国分寺町福家乙、国分寺町新名、国分寺町柏原
※人口の単位は人、面積の単位はkm²。
※人口、面積、首長は廃止時点のもの
※町名およびその字体は編入時のもので、必ずしも現在の地名と一致しない。
※また、1958年(昭和33年)4月1日に香川郡香川町の一部との間で境界を変更した際、同町大字寺井の大部分を編入して寺井町ができたが、南部の一部は編入されず、そのまま香川町大字寺井として残った。

行政[編集]

高松市歌[編集]

また、市歌その一・その二と異なり市からは公的に扱われていないが発表時は「その三」(作詞・赤松景福、作曲・川添安蔵)が追加され、高松市参事会発行の読本『高松唱歌』に収録されていた。

第二次世界大戦中の1942年(昭和17年)には市歌その一・その二とは別に「高松市民の歌」(作詞:小川木南、作曲:中山晋平)が制定されており、いずれも廃止されることなく存続しているが市のサイトでは紹介されていない。

歴代市長[編集]

(第11代までは官選市長・第12代(2年目以降)以降は公選市長)

無投票当選事例

公選制になってから無投票当選となったのは1951年の国東と1999年の増田の2人でいずれも当時の現職再選だった。2007年の市長選は、新人立候補者の大西以外の立候補者がおらず、初めて新人が無投票当選した。その4年後の2011年でも大西以外の立候補者がおらず、新人から二期連続での無投票再選となった。高松市選管によれば、高松市長選では初のケース、県庁所在地における新人からの二期連続無投票当選は大津市・佐賀市・鹿児島市の3市に次ぐものとなった[12]

不祥事[編集]

参議院選白票水増し事件

2013年(平成25年)7月に行われた第23回参議院議員通常選挙において、高松市選挙管理委員会比例代表の開票の際、集計済みの白票約300票を再度入力させ白票を増やす不正選挙事件が発生した。 これにより元・高松市選挙管理委員会事務局長ら3人を2014年(平成26年)6月、公職選挙法違反の疑いで逮捕。[13] [14]選挙制度の根幹を揺るがす「前代未聞[14]」の事態となった。

警察[編集]

香川県警察の管轄下、以下の警察署がある。最も管轄地域が広い警察署は高松南警察署で高松市の郊外地域の多くを管轄している。高松市の市街地を管轄するのは高松北警察署。高松市内を管轄地域に含む警察署は名称において東西南北が全て揃っており、管轄地域も概ね名称と合致している。高松東警察署と高松西警察署はそれぞれ隣接する木田郡三木町綾歌郡綾川町に置かれている。なお、さぬき警察署管内となっていた牟礼・庵治地区は2009年に高松北警察署に移管された。

消防[編集]

高松市消防局には、以下の消防署がある。高松市内の警察署や県立高校と同様に、名称において東西南北が全て揃っている。なお、三木消防署の所管地域は、隣接する木田郡三木町の全域であり、高松市を含まないほか、西消防署の所管地域の一部には、隣接する綾歌郡綾川町の全域が含まれる。それぞれ高松市が隣接町からの委託を受ける形で、高松市消防局が所管している。

  • 北消防署
  • 東消防署
  • 南消防署
  • 西消防署
  • 三木消防署

郵便[編集]

集配郵便局

番号は集配郵便局に対応する郵便番号。香川県の郵便物の集約・発送の中核拠点である地域区分局として、「高松南郵便局」が指定されている。

無集配郵便局

  • 高松茜郵便局
  • 高松西宝町郵便局
  • 高松宮脇町郵便局
  • 高松八本松郵便局
  • 高松浜ノ町郵便局
  • 高松扇町郵便局
  • 香川県庁内郵便局
  • サンポート高松郵便局
  • 高松井口町郵便局
  • 高松塩屋町郵便局
  • 高松瓦町郵便局
  • 高松福岡町郵便局
  • 高松松島町郵便局
  • 高松藤塚郵便局
  • 高松花園町郵便局
  • 高松栗林郵便局
  • 高松桜町郵便局
  • 高松木太町郵便局
  • 高松木太西郵便局
  • 男木島郵便局
  • 女木島郵便局
  • 高松古高松郵便局
  • 屋島郵便局
  • 牟礼郵便局
  • 庵治郵便局
  • 高松林郵便局
  • 川添郵便局
  • 高松前田郵便局
  • 高松十川郵便局
  • 川島郵便局
  • 西植田郵便局
  • 大野郵便局
  • 浅野郵便局
  • 下笠居郵便局
  • 高松香西郵便局
  • 高松鬼無郵便局
  • 高松鶴市郵便局
  • 檀紙郵便局
  • 高松円座郵便局
  • 川岡郵便局
  • 高松鷺田郵便局
  • 高松田村町郵便局
  • 高松上之町郵便局
  • 高松伏石郵便局
  • ゆめタウン高松内郵便局
  • 高松太田郵便局
  • 高松仏生山郵便局
  • 高松一宮郵便局
  • 国分寺郵便局
  • 山内郵便局

簡易郵便局

  • 千歳簡易郵便局
  • 高松東植田簡易郵便局
  • 三谷簡易郵便局
  • 上西簡易郵便局
  • 国分駅前簡易郵便局

国の機関[編集]

裁判所[編集]

  • 高松高等裁判所
  • 高松地方裁判所
  • 高松家庭裁判所
  • 高松簡易裁判所

人事院[編集]

  • 四国事務局

内閣府[編集]

警察庁[編集]

  • 中国四国管区警察局四国警察支局
    • 香川県情報通信部

公正取引委員会[編集]

  • 近畿中国四国事務所四国支所

総務省[編集]

  • 四国行政評価支局

法務省[編集]

  • 高松法務局
  • 高松矯正管区
  • 高松刑務所
  • 高松少年鑑別所
  • 四国地方更生保護委員会
  • 高松保護観察所

出入国在留管理庁[編集]

  • 高松出入国在留管理局

公安調査庁[編集]

  • 四国公安調査局

検察庁[編集]

  • 高松高等検察庁
  • 高松地方検察庁
  • 高松区検察庁

財務省[編集]

  • 四国財務局
  • 神戸税関坂出税関支署高松出張所

国税庁[編集]

  • 高松国税局
    • 高松税務署
  • 高松国税不服審判所
  • 税務大学校高松研修所

経済産業省[編集]

  • 四国経済産業局
  • 中国四国産業保安監督部四国支部

農林水産省[編集]

  • 香川県拠点
    • 香川用水二期農業水利事業所
  • 動物検疫所神戸支所四国出張所高松空港事務所(空路のみ管轄。海路は徳島県小松島市の小松島港事務所が管轄)

林野庁[編集]

  • 四国森林管理局香川森林事務所

厚生労働省[編集]

  • 四国厚生支局
  • 香川労働局
    • 高松労働基準監督署
    • 高松公共職業安定所

国土交通省[編集]

  • 四国地方整備局
    • 香川河川国道事務所
    • 四国技術事務所
    • 高松港湾・空港整備事務所
    • 高松港湾空港技術調査事務所
  • 四国運輸局
    • 香川運輸支局

気象庁[編集]

  • 高松地方気象台

海上保安庁[編集]

  • 第6管区海上保安本部高松海上保安部

国土地理院[編集]

  • 四国地方測量部

環境省[編集]

  • 中国四国地方環境事務所四国事務所
  • 中国四国地方環境事務所高松自然保護官事務所

防衛省[編集]

  • 中国四国防衛局高松防衛事務所
  • 自衛隊香川地方協力本部

高松市は四国地方における政治・行政の中心都市である。中央省庁の地方機関である地方支分部局のうち四国管区を統括する部局は15局中13局が、その他内部事務所や特別の機関司法機関などに至ってはほぼ全てが置かれている。なお高松市に置かれていない管区地方支分部局のうち、四国総合通信局総務省)やそれに付随する情報・通信系の機関(日本郵政グループの四国支社や、NHKの四国における拠点局も)は松山市四国森林管理局農林水産省)は高知市に置かれている。

現在、香川県と高松市は再開発サンポート高松に「高松サンポート合同庁舎」を建設して、そこへ現在市内に分散している国の出先機関を集約し、道州制州都を視野に入れた四国の中核管理都市としての地位を確固たるものにしようとしている。

その他公的機関
日本銀行高松支店(日本銀行) - 寿町2丁目1-6

議会[編集]

市議会[編集]

香川県議会[編集]

2023年香川県議会議員選挙
  • 選挙区:高松市選挙区
  • 定数:15人
  • 投票日:2023年4月9日
  • 当日有権者数:348,930人
  • 投票率:37.28%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
大山一郎 63 自由民主党 10,152票
都築信行 57 公明党 9,623票
植田真紀 47 無所属 9,585票
田井久留美 56 公明党 8,377票
宮本欣貞 67 自由民主党 8,113票
富野和憲 51 立憲民主党 7,239票
金藤友香理 51 国民民主党 6,999票
天雲千恵美 50 自由民主党 6,892票
山本悟史 54 国民民主党 6,769票
岡野朱里子 49 自由民主党 6,634票
平木享 75 自由民主党 6,497票
鎌田守恭 74 自由民主党 6,419票
松本公継 49 自由民主党 5,937票
里石明敏 60 自由民主党 5,638票
樫昭二 73 日本共産党 5,622票
竹本敏信 75 立憲民主党 4,731票
黒川保 61 日本維新の会 4,696票
秋山時貞 36 日本共産党 4,428票
河西範幸 44 かがわ船の党 1,578票
平井和 61 無所属 1,137票
土岐淳一 52 無所属 511票
喜岡廣美 72 無所属 363票
2019年香川県議会議員選挙
  • 選挙区:高松市選挙区
  • 定数:15人
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:351,473人
  • 投票率:37.54%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数
大山一郎 59 自由民主党 11,533票
宮本欣貞 63 自由民主党 11,327票
都築信行 53 公明党 10,472票
岡野朱里子 45 無所属 10,055票
広瀬良隆 65 公明党 9,337票
平木享 71 自由民主党 8,832票
三野康祐 62 無所属 8,191票
鎌田守恭 70 自由民主党 7,780票
竹本敏信 71 立憲民主党 7,462票
山本悟史 50 国民民主党 7,172票
樫昭二 69 日本共産党 6,802票
綾田福雄 72 自由民主党 6,589票
松本公継 45 自由民主党 5,931票
高木英一 69 自由民主党 5,758票
秋山時貞 32 日本共産党 5,731票
寺嶋昌夫 58 自由民主党 5,367票
喜岡廣美 68 無所属 811票

衆議院[編集]

香川県第1区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
小川淳也 50 立憲民主党 90,267票
比当 平井卓也 63 自由民主党 70,827票
町川順子 62 日本維新の会 15,888票
香川県第2区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
玉木雄一郎 52 国民民主党 94,530票
瀬戸隆一 56 自由民主党 54,334票

姉妹都市・提携都市[編集]

経済[編集]

高松市は高松都市圏の核都市であり、都市雇用圏人口84万人で四国1位の都市圏を形成している。中央官庁や、首都東京大阪になどに本社を置く全国的な大企業の四国を統轄する出先機関が集中するため、「支店経済都市」とも呼ばれる。また、四国旅客鉄道の本社が置かれるなど四国の交通の中心都市となっている。

安全性[編集]

治安[編集]

高松市の犯罪認知件数は全国平均と同様増加している。21世紀に入り、人口が増加し急発展した太田地区第二土地区画整理事業の地区内や、そこを中心とした郊外では恐喝、自転車盗などの街頭犯罪、空き巣などの軽犯罪の増加が目立つ。

高松市は香川県内最大の中心市街地を擁し、外部からの流入者が多く集まる繁華街や商業施設などといった多くの犯罪要素を抱えているが、その割に香川県内では治安の良い地域の一つである。香川県内で最も刑法犯認知件数(1000人当り)が多いのは中讃地域で、中讃地域を管轄する坂出丸亀善通寺の3署で県内警察署のワースト3を独占しているほどである。地域別に見ると、治安の悪さが際立つ中讃地域が11.88件なのに対し、高松地域は9.41件、東讃小豆島地域は7.29件、西讃地域は8.27件となっている[15]

なお、香川県として交通事故が全国ワーストを記録することがある。

暴力団[編集]

高松市を勢力圏とする代表的な暴力団は、四国唯一の公安委員会指定暴力団である親和会や、山口組の2次団体・若林組などが挙げられる。親和会は全国で21ある指定暴力団の中では一番小さな規模であるが、高松市に侵入してきた他の系列の暴力団との抗争を繰り返し、1992年12月香川県公安委員会から指定暴力団に指定された、どこにも属さない独立系の暴力団である。事務所は高松市塩上町に置かれていて、そこには系列の暴力団の事務所も多い。

暴力団の事務所は主に中心市街地外縁の住宅街に多く、その周辺では発砲事件や抗争事件などがたびたび発生する。(平成17年)2月1日未明、高松市の繁華街、古馬場町において親和会構成員数名と山口組中津川組(木太町)の組員数名が乱闘となり、数時間後に中津川組傘下組事務所に銃弾が打ち込まれ、親和会吉良組(昭和町)にも銃弾が打ち込まれるなどした他、その後、中津川組事務所にも銃弾が打ち込まれ早朝には警察、機動隊が厳戒中の親和会本部(塩上町)に中津川組組員が手榴弾を投げ込み爆発させるという戦争さながらの抗争事件が発生した。親和会と中津川組においては1984年(昭和59年)にも親和会幹部1名が射殺され中津川組組員2名が射殺されるという凄惨な抗争を起こしている。2005年(平成17年)4月16日午前5時ごろから午前7時45分ごろにかけては親和会と山口組の抗争事件が発生し、山口組系豪友会村秀総業(多肥上町)、親和会吉良組(昭和町)および親和会本部(塩上町)で同時に発砲事件があった。その2時間後の9時55分には高知市内の山口組系豪友会本部に銃弾が打ち込まれ、高松市栗林町の親和会構成員が逮捕されている。

地域間関係[編集]

岡山市[編集]

瀬戸大橋の完成はその後の高松の歴史を大きく変えた。しばしば高松の宇高連絡船時代の終結や、その後の地域交流の象徴として採り上げられる。

岡山市との間には瀬戸内海があるが距離的に最も近い県庁所在地であり、瀬戸大橋開通前より宇高連絡船を通じて交流が盛んだった。また、民放テレビ局は両県を放送エリアとしているため、相互の情報取得も容易である。瀬戸大橋開通後はマリンライナーが両都市間を所要時間1時間弱で結んでおり、さらに交流関係が深くなっているが、大都市圏の県庁所在地同士のようなどちらかへの圧倒的な吸収力は無い。

四国内[編集]

詳細は四国#地域高松市の経済などを参照。

高松駅からは四国他県の県庁所在地の中心駅徳島駅松山駅高知駅間を結ぶ特急列車が発着している。四国8の字ネットワークの整備により高速道路でも四国他県の県庁所在地と直接結ばれたことにより四国内での交流が盛んになっている。国土交通省の全国幹線旅客純流動データによると、生活圏別年間流動先(県境を越えた移動)について、1990年の時点で高松市を含む香川県東部からの移動先は岡山県南が1位だったが、2010年時点では徳島が1位となり、また愛媛、高知との交流も増加している[16]

周辺都市[編集]

都市 国道 高速道路 鉄道 備考
時間 距離 時間 距離 時間
美馬市 56分 42.0km 利用不向き 利用不向き
岡山市 1時間44分 43.9km 1時間10分 75.7km 52分 国道利用にはフェリーを含む。高速道路は早島ICからは国道2号・30号を利用
四国中央市 2時間1分 73.2km 49分 69.1km 1時間2分
徳島市 2時間11分 74.4km 1時間14分 68.4km 57分 高速道路は鳴門ICからは国道11号を利用
高知市 3時間21分 138.9km 1時間29分 123.6km 2時間12分
松山市 4時間10分 158.3km 1時間48分 151.1km 2時間23分
神戸市 1時間46分 136.5km 1時間32分 鉄道利用には新幹線を含む
福山市 2時間0分 79.9km 1時間12分 107.2km 1時間18分 国道利用にはフェリーを含む。鉄道利用には新幹線を含む

地区・町名[編集]

高松市では1940年の第4次合併以降に合併した市域について、その各区域を以って住民サービスを行う出先機関の支所あるいは出張所を設置している。人口など統計においてはその管轄区域単位が「地区」として利用される。また、平成の大合併では新たに高松市へ編入された地域についてはその面積が広いため、ここでは合併前にその町の中で利用されていた小単位をまとまりの「地区」としている。

本庁地区においては市制施行時点の範囲を「都心」とし、旧3村はその区域毎に分け、埋立地やその後本庁地区となったものについては「その他」に分類している。

建築[編集]

建造物[編集]

支店経済の街とも言われる高松市の建造物は、市街地に於いて概ね「リトル東京」を形成しており、メインストリートでもある中央通りには近代的な高層ビルが並ぶ。さらにその中でも景観に変化をつけている建物としては、高松シンボルタワー香川県庁本館高松市役所瓦町駅ビルなどがある。商店街ではアーケードが発達し、また別の景観を形成している。

高さにおいては商業施設で四国一の超高層ビルである「高松シンボルタワー」をトップに「香川県庁本館」や「JRホテルクレメント高松」が知られる。住宅では、桜町一丁目の香川県済生会病院(移転)跡地に建設された19階建てタワーマンション「アルファタワー桜町プライムハウス」ほか、14、5階建ての高層マンションが市街地およびその近隣地区を中心に多数建てられている。

高層建築物一覧
  1. 高松シンボルタワー(151m、30階建て、10.2万m²)
  2. 香川県庁本館(113m、22階建て、約4万m²)
  3. JRホテルクレメント高松(95m、20階建て、3.3万m²)
  4. 瓦町駅ビル(73m、11階建て、9.1万m²)
  5. 高松サンポート合同庁舎A棟(66.83m、14階建て、2万9847m²)
  6. 百十四銀行本店(66m、16階建て)
  7. アルファタワー桜町 プライムハウス(64.17m、19階建て)
  8. 東明ビルディング(62.4m、13階建て)
  9. 高松市役所(60m、13階建て)
  10. 四国電力本社(60m、13階建て)
歴代最高層建築物一覧

再開発事業[編集]

四国で道州制が導入された際の州都の誘致や、商店街活性化の為の再開発事業が進行している。支店経済に頼らない経済の再活性化を目指している。

住宅[編集]

2003年度の住宅・土地統計調査によると、高松市の住宅は持家69,200世帯、公営借家5,800世帯、公団・公社借家600世帯、民営借家42,000世帯、給与住宅6,800世帯である。総住宅戸数は総世帯数を上回る155,000戸ある。

公営住宅[編集]

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高松市内における公営住宅の管理戸数は、2006年時点で市営住宅が57団地4340戸、県営住宅が20団地4900戸である[17]。単独団地で最大戸数を有するのは県営西春日団地の884戸で、その次に市営すみれ団地の730戸が続くが、上位2位はいずれも鶴尾地区に位置している。市営住宅の供給は1951年に開始され、現在は良質な賃貸住宅の供給を促進するために、民間活力を導入し中堅所得者層・高齢者層に対する特定優良賃貸住宅や、高齢者向け優良賃貸住宅制度を設けている。

高松市における市営住宅の一覧[17]

高松市における県営住宅の一覧[18]

教育[編集]

高松の公立小中学校では、2004年度に全校で2学期制が導入されたが、2013年度に3学期制に戻っている[19]。中心部の小中学校では殆どで児童生徒数が減少し、それに伴う統廃合、校区修正問題などが大きな課題になっている。

大学[編集]

国立
公立
私立

専門職短期大学[編集]

私立

短期大学[編集]

公立
私立

高等専門学校[編集]

国立

高等学校[編集]

県立・市立
私立

※高松第一高等学校は高松市が設置しているが、名称に高松市立はつかない。

特別支援学校[編集]

中学校[編集]

国立
県立
市立

なお、女木島には中学校はなく、海路で高松第一中学校へ通うことになる。

私立

小学校[編集]

国立
市立

廃止[編集]

  • 高松市立高松第一小学校・中学校
    松島・築地・新塩屋の3小学校と光洋・城内の2中学校を統合し、小中一貫校とする。中学校は2009年に先行開校し、小学校は2010年開校。所在地は旧松島小学校および旧光洋中学校。小中一貫校としての通称は「高松第一学園」。
  • 高松市立新番丁小学校
    日新・二番丁・四番丁の3小学校を統合。2010年開校。所在地は旧二番丁小学校。
  • 高松市立塩江小学校
    安原(戸石分校を含む)・塩江・上西の3小学校を統合。2015年開校。塩江中学校の改築に併せ同行敷地内に施設一体型として整備(小中一貫校ではない)。

主な医療機関[編集]

高松市内の医療施設は2015年10月1日現在で691施設、7,135床である[20]二次医療圏木田郡三木町香川郡直島町と共に高松医療圏に属している[21]

このほかにも隣接する三木町には香川大学医学部附属病院(613床)がある。

交通[編集]

市内は他の地方都市と同様、公共交通機関より道路の整備が優先されている。そのため公共交通機関の利用率は低く、高松市を始めとする香川県は自家用車の分担率が92%を占め、自動車への依存度が高い都市の1つである。また、高松市内は平野部が多く、平坦な道が多いため「自転車王国」といわれるほど自転車が多い。

高松市中心部を南北に貫く中央通り(サンポート高松・栗林公園前間の約 2.4km)は、幅員33-36m、約4m幅の中央分離帯に8m間隔でクスノキが植栽され、1986年(昭和61年)には日本の道100選に選定された[22]。1949年(昭和24年)に開催された観光高松大博覧会を記念し、高松市の呼びかけにより地元企業から苗木が寄贈され、3年間をかけて植樹されたもの[22]

通信[編集]

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高松市内の市外局番は全域で087(高松MA)である。高松市以外で同じ高松MAなのはさぬき市(志度・鴨庄・小田・鴨部・末)、綾歌郡綾川町、木田郡三木町、香川郡直島町で全域が087、この域内では市内通話が可能である。高松MAの加入者総数は21万1393回線[23]

かつて高松MAでは、市外局番が4ケタ、市内局番が2ケタであった(0878-xx-xxxx)が、1997年(平成9年)10月10日に逼迫対策として市外局番末尾の8を市内局番の頭に付ける(移行する)ことによって、現行の市外・市内局番ともに3ケタとなった(087-8xx-xxxx)[24]

高松MA収容局一覧

観光・イベント[編集]

四国村
栗林公園
玉藻公園
十河城
せとシーパレット
北浜alley
田村神社

観光地[編集]

史跡・自然
博物館・建築物
ウォーターフロント
神社寺院
國分八幡宮 磐座
四国八十八箇所
四国別格二十霊場
四国三十六不動霊場
公営競技

イベント[編集]

  • 高松春のまつり・フラワーフェスティバル
    • 5月の連休に中央公園内を花いっぱいにして開催されるイベント。交通安全フェスティバルも同時開催される。
  • さぬき高松まつり
    • 毎年8月12日 - 8月14日の3日間行なわれる。メイン会場は高松中央公園でお笑いタレントや歌手によるイベントステージや浴衣コンテスト、さぬきうどん早食い大会が行なわれている。13日には朝日新町F地区沖合いから打ち上げられる花火大会が行なわれ、14日の最終日にはメインストリート中央通りで一合まいたの総踊りが行なわれる(いずれも雨天時翌日延期。1973年1994年は異常渇水により中止された)。まつりの告知は主管のRNC西日本放送のテレビ・ラジオでされている。
  • 高松秋のまつり・仏生山大名行列(毎年9月)
  • YOSAKOI高松祭り(毎年10月)
  • 高松冬のまつり
    • 1987年から行われている、毎年12月第3土曜日から12月25日のクリスマスシーズンに催されるイベント。メイン会場は高松中央公園。一時期、プレイベントがサンポート高松で行われていた。さぬき高松まつりと違い、イベント告知や開催期間の総集編番組は主管のKSB瀬戸内海放送でされている。
  • 高松国際ピアノコンクール
  • 石清尾八幡宮例大祭
  • 郡市対抗源平駅伝
  • さぬき映画祭(毎年2月)
  • 瀬戸の都・高松 石彫トリエンナーレ
  • 塩江もみじまつり(塩江温泉郷
  • 栗林公園桜花まつり
  • ひょうげ祭り香川町
    • ひょうげとは、「ひょうきん」「おどけた」などのニュアンスを含む讃岐弁「ひょうげな」から。その名の通り、参加者がユーモラスな格好で町を練り歩く奇祭。
  • むれ源平 石あかりロード(牟礼町)
  • 瀬戸内国際芸術祭(高松港ほか)

マスメディア[編集]

新聞[編集]

高松市を包括する地方紙四国新聞があり、約6割のシェアを持つ。夕刊は唯一、日経新聞がJR高松駅売店や高松市役所の近くのローソン高松亀井町店で販売されている。夕刊スポーツ紙の大阪スポーツ日刊ゲンダイ夕刊フジは輸送関係の影響により朝刊扱いとして半日遅れでコンビニで販売している。

高松に支社・支局を置く新聞社[編集]

香川県内で刊行する全国紙は香川県における取材活動・営業の拠点としてそれぞれ高松市に支社・支局を置いている。その他、四国内他県の地方紙は香川県内では刊行していないが、四国最大の経済都市における営業拠点として、また四国地方の政治・行政の中心都市における取材拠点として高松市に支社を置いている。

全国紙
読売新聞大阪本社高松総局: 高松市番町1丁目10-21、担当地区: 香川県
朝日新聞社高松総局: 高松市天神前2-1、担当地区: 香川県
毎日新聞社高松支局: 高松市中央町17-32、担当地区: 香川県
日本経済新聞社高松支局: 高松市天神前4-34、担当地区: 香川県
産経新聞社高松支局: 高松市鍛冶屋町7-10、担当地区: 香川県
聖教新聞社四国支社: 高松市勅使町76-1、担当地区: 四国
地方紙
徳島新聞高松支社: 高松市寿町2丁目3-8 徳島新聞高松ビル、担当地区: 四国(徳島県を除く)・岡山県
愛媛新聞高松支社: 高松市鍛冶屋町3 香川三友ビル4階、担当地区: 四国(愛媛県を除く)・岡山県
高知新聞高松支社: 高松市番町1丁目6-1 住友生命高松ビル、担当地区: 中国四国地方(高知県を除く)
山陽新聞高松支局: 高松市古新町3-1 東明ビル2階、担当地区: 香川県

テレビ[編集]

前田山送信所

地上波テレビ放送において、高松では岡山・香川両県の民放相互乗り入れ放送が行われている。高松には2局、岡山には3局が立地する。

地上波テレビ放送の環境は、香川県岡山県を合わせて5局が立地し、これに加えてNHKが立地する。しかし、独立系の民間放送局は存在せず、いずれの放送局も「首都東京の五大キー局の出張所」の様相を呈している。

NHK高松放送局は高松市を本拠地としているが、西日本放送瀬戸内海放送はもともと高松市で創業しているにもかかわらず本社は高松と岡山の2本社体制で、岡山本社にもスタジオ機能が存在し番組制作が出来るようになっている。しかし両社とも番組制作やスタジオ機能の主は高松本社であり、登記上の本店も高松本社にある。

両県の民放テレビ放送局とも、送信所の親局は岡山県の金甲山送信所に設置されており、香川県の基幹送信所としては前田山送信所が高松の前田山に設置されている。前田山送信所のことを「高松局」と呼ぶが、西日本放送だけは岡山の金甲山に設置されている送信所を「高松局」と呼び、高松の前田山に設置されている送信所は「前田山局」と呼ぶ。これは、西日本放送の放送エリアが当初は香川県のみであり、当時「高松局」と呼ばれた旧親局が五色台青峰に設置されていたが、その後の岡山・香川両県の民放相互乗り入れで各社で親局場所を統一する際に、親局を金甲山への移転扱いとし、名称も一緒に移したためである。

地上デジタル放送においては、岡山放送が先陣を切って、「映像の再生に必要な制御信号」を含めない試験放送を開始し、続いて瀬戸内海放送が同種の試験放送を開始した。いずれも開始当初からアナログ放送と同一の番組のサイマル放送であった。その後試験放送を開始していなかった局も、2006年(平成18年)10月12日には一斉に「映像の再生に必要な制御信号」を含めた試験放送(山陽放送10月16日テレビせとうち11月19日まで試験用動画でのみ、それ以外はアナログ放送と同一の番組のサイマル放送)を開始し、2006年(平成18年)12月1日に「本放送」を開始した。福岡県を除く九州各県と共に日本で最も遅い開始であった。

高松に支社・支局を置く放送局[編集]

放送対象地域を共有する岡山県の放送局の他、四国他県の放送局が新聞社と同様に四国最大の経済都市における営業拠点としてや、四国地方の政治・行政の中心都市における取材拠点として高松市に支社・支局を置いている。その全てがメインストリート中央通り沿いに位置し、とりわけ四国地方の放送局の支社・支局は高松高等裁判所の前である寿町に集中している。また、かつては愛媛朝日テレビも支社を置いていた。

岡山
RSK山陽放送四国支社: 高松市古新町3-1 東明ビル2階、担当地区: 四国
岡山放送四国支社: 高松市古新町8-1 四国パナソニックビル2階、担当地区: 四国・その他
テレビせとうち四国支社: 高松市亀井町2-1 朝日生命相互会社高松ビル4階、担当地区: 四国
徳島
四国放送高松支社: 高松市寿町2丁目3-8 徳島新聞四国放送高松ビル4階、担当地区: 四国(徳島県を除く)・岡山県
松山
南海放送高松支社: 高松市寿町1丁目3-2 高松第一生命ビルディング4階、担当地区: 四国(愛媛県を除く)・岡山県
テレビ愛媛高松支局: 高松市寿町1丁目2-5 井門高松ビル5階、担当地区: 四国(愛媛県を除く)・岡山県
高知
高知放送高松支社: 高松市番町1丁目6-1 住友生命高松ビル9階
高知さんさんテレビ高松オフィス: 高松市寿町1丁目2-5 JPRパークウエスト高松5階


ラジオ[編集]

  • 以下に掲げる以外にも瀬戸内海沿岸一帯のAMラジオ局と四国放送のAMが良好に受信できる。
対象ラジオ周波数・送信所
放送局 周波数 開局 出力 送信所
NHK高松第1 1368kHz 1944年(昭和19年)5月17日 5kW 松縄町
RNC西日本放送ラジオ 1449kHz 1953年(昭和28年)10月1日 木太町
NHK高松第2 1035kHz 1958年(昭和33年)6月29日 1kW 松縄町
NHK高松FM 86.0MHz 1969年(昭和44年)3月1日 1kW 五色台青峰
FM香川 78.6MHz 1988年(昭和63年)4月1日 1kW 五色台三ツ峰
FM高松 81.5MHz 1996年(平成8年)4月1日 20W 石清尾山
RNC西日本放送ラジオ(ワイドFM) 90.3MHz 2020年(令和2年)2月16日 1kW 五色台青峰

ケーブルテレビ[編集]

文化・スポーツ[編集]

チーム[編集]

プロフェッショナル
アマチュア

音楽・劇団など[編集]

施設[編集]

著名な出身者[編集]

★は高松観光大使

産業
文化
実業
政治
スポーツ
芸能
マスコミ
地元マスコミ

その他[編集]

  • ごみ収集関係は合併前の市域と旧各町で異なり、2008年(平成20年)3月31日までは従来通りの収集方法となる。また、旧各町の指定ごみ収集袋は同日まで高松市指定収集袋として使用できる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 高松市で猛暑日ゼロになった年は1993年(平成5年)が最後である。
  2. ^ 高松市で熱帯夜ゼロになった年は1980年(昭和55年)が最後である。

出典[編集]

  1. ^ 人口重心は岐阜県関市、香川は高松・国分寺町四国新聞 2007年6月27日)[リンク切れ]
  2. ^ 平年値ダウンロード”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  3. ^ 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2024年3月閲覧。
  4. ^ 総務省統計局 平成27年国勢調査”. 総務省. 2016年11月5日閲覧。
  5. ^ a b c 平成24年版高松市統計年報(2 人口)”. 高松市 (2012年). 2013年9月2日閲覧。
  6. ^ 100の指標からみた香川” (PDF). 香川県. 2010年11月29日閲覧。
  7. ^ 都道府県大学学生数” (PDF). 鳥取県. 2010年11月29日閲覧。
  8. ^ 高松市. “住居表示について”. 2010年12月1日閲覧。
  9. ^ 楠原佑介『こんな市名はもういらない! 歴史的・伝統的地名保存マニュアル』東京堂出版、2003年4月。ISBN 4-490-20497-3 
  10. ^ 図典 日本の市町村章 p194
  11. ^ a b 高松百年史編集室『高松百年史』 上巻、高松市、1988年3月。 
  12. ^ 高松市長・大西氏再選/2期連続で無投票 四国新聞2011/04/18 09:31配信[リンク切れ]
  13. ^ “白票増加疑いで市職員逮捕、高松 参院選比例代表の開票で”. 東京新聞. http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014062501001751.html 2014年6月26日閲覧。 
  14. ^ a b “選挙への信用失墜/白票水増し疑い”. 四国新聞. https://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140626000205 2014年6月26日閲覧。 
  15. ^ 香川県警察・警察署別刑法犯認知状況
  16. ^ 国土交通省・第5回全国幹線旅客純流動データ
  17. ^ a b 市営住宅ストック総合活用計画” (PDF). 高松市 (2008年3月). 2013年7月5日閲覧。
  18. ^ 県営住宅一覧表” (PDF). 香川県 (2013年4月). 2013年7月5日閲覧。
  19. ^ 広報たかまつ2013年2月15日号 (PDF)
  20. ^ 平成28年版高松市統計年報”. 2019年1月15日閲覧。
  21. ^ 第四次香川県保健医療計画・Ⅰ総論/第3章 保健医療圏と基準病床数” (PDF). 香川県 (2004年2月27日). 2011年11月15日閲覧。
  22. ^ a b 街路樹再生の事例集 保全16 香川県 高松市 中央通り 「より高く、より大きく」 を目標としたクスノキ並木の保全 (PDF) - 国土技術政策総合研究所
  23. ^ MAの加入者回線の総数に占める高コスト地域の収容局に属する加入者回線数の割合” (PDF). NTT西日本 (2006年12月27日). 2013年12月6日閲覧。
  24. ^ 平成9年度に実施した電話番号の変更”. 総務省. 2013年10月28日閲覧。
  25. ^ “香川出身の中村悠一、十数年ぶりの故郷で「さぬき映画祭」初参加”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2019年2月10日). https://eiga.com/news/20190210/10/ 2020年11月26日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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観光
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